令和7年3月24日(月)15時から四日市市地場産業振興センター(じばさん)5階大研修室において、「第15回四日市コンビナート先進化検討会」を開催しました。
会場には、味の素㈱東海事業所、石原産業㈱四日市工場、㈱ENEOSマテリアル四日市工場、KHネオケム㈱四日市工場、高純度シリコン㈱、コスモ石油㈱四日市製油所、昭和四日市石油㈱四日市製油所、㈱JERA四日市火力発電所、第一工業製薬㈱四日市工場、DIC㈱四日市工場、東ソー㈱四日市事業所、東邦ガス㈱四日市工場、三菱ガス化学㈱四日市工場、三菱ケミカル㈱東海事業所、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱四日市工場、中部近畿産業保安監督部、三重県雇用経済部、四日市市環境部、四日市市都市整備部、四日市市消防本部の関係者が現地参加しました。また、会長である成城大学の平野教授はWEB参加となりました。
今回は、昨年10月に実施しました本検討会の経済産業省様への活動報告の結果を共有するとともに、スマートコンビナート実現推進部会の規制合理化検討グループと申請手続きスマート化グループの状況について、味の素㈱東海事業所山根申請手続きスマート化グループリーダー兼スマートコンビナート実現推進部会長と三菱ケミカル㈱東海事業所の東規制合理化検討グループリーダー、そして事前相談に同席しました㈱ENEOSマテリアルから説明がありました。
続いて、現在、本検討会は1部会(スマートコンビナート実現推進部会)3グループ(申請手続きスマート化、規制合理化検討、新方式活用スマート化)体制となっており、企業委員の重複などもあるから、あらためて各会議体の役割について認識合わせを行うとともに、今後の持続的な活動のため体制について整理を図る目的で意見交換を行いました。
最後に、新方式活用スマート化グループにおける報告として、各社から進捗状況及び自社等の先進的な取組について報告が行われました。企業からは、他の事業所での取組などについても触れられており、企業間で質疑応答が行われるなど効果的な情報共有が図られました。
今後も、部会活動を推進し、規制合理化や申請手続きスマート化の実現に向け、関係官庁への相談を行うとともに、学識経験者及び企業と行政が議論を深めてまいります。
本検討会は、四日市コンビナートのスマート化の実現により、企業の競争力強化を図るとともに、この活動の成果を引き続き全国に発信していきたいと考えています。